今井ぶどう集荷所で開いた目揃会で、ブドウの色づきなどを確認する生産者ら

今井ぶどう集荷所で開いた目揃会で、ブドウの色づきなどを確認する生産者ら

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今季のブドウ 色づき良好 松本・塩尻で「目揃会」

信濃毎日新聞(2021年8月29日)

 松本ハイランド農協(松本市)は28日、露地栽培の巨峰やシャインマスカットなどのブドウについて、出荷規格などを生産者に説明する目揃(めぞろい)会を松本市と塩尻市の計4地区で開いた。同農協によると、今季は今月中旬の大雨などで水分を多く含み劣化している実もあるが、色づきは良好。

 松本市今井の集荷所には生産者約120人が集まり、出荷時の注意点などを確認。同農協の担当者は「傷んだ粒はしっかり取り除いて」などと呼び掛けた。今季から導入した無料通信アプリ「LINE(ライン)」を利用した出荷予約アプリについても説明があった。

 同農協によると、10月末までに31万6500ケース(1ケース4キロ)を出荷し、販売額13億3600万円を目指す。同農協ぶどう部会長の横山竜大(たつひろ)さん(56)=松本市=は「新型コロナウイルス下のステイホーム中にブドウを食べて、安らいだ気持ちになってほしい」と話していた。

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