車両内でつり革のねじを外す体験会の参加者

車両内でつり革のねじを外す体験会の参加者

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引退車両部品、持ち帰り しなの鉄道、上田で体験会

信濃毎日新聞(2021年8月30日)

 しなの鉄道は29日、上田市の本社前で「115系部品お持ちかえり体験会」を開いた。車両更新の費用を調達するため1月に始めたファンドの出資者から希望を募り、抽選で選ばれた約40人が参加。26日に引退したS16編成(3両)と27日に引退したS26編成(2両)の車両内で部品を丁寧に取り外したり、写真を撮ったりした。

 新型コロナウイルス感染予防のため、乗り込む車両と時間を振り分けて実施。参加者はつり革やテーブル、座席札が付いた日よけ幕などを配られたドライバーで外した。

 車両の塗装はクリーム色と青色の「横須賀色」。旧国鉄が1950(昭和25)年に横須賀線の車両に採用し「スカ色」の愛称で親しまれた。川崎市から参加した会社員男性(30)は「受験でスカ色の列車に乗ったことを思い出す。自分の手で取り外せるのはとても貴重な体験」と満足そうだった。

 同社の唐沢貴之営業課長(48)は「ファンドの出資者からはポジティブな応援のコメントを多く頂いた。ファンの方と直接、顔を合わせ、スカ色の電車が愛されていることを実感した」と話した。

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