涸沢カールのミヤマアキノキリンソウ。奥穂高岳を目指す登山者を見送っているよう=8月29日

涸沢カールのミヤマアキノキリンソウ。奥穂高岳を目指す登山者を見送っているよう=8月29日

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涸沢カールに秋の足音 ミヤマアキノキリンソウ開花

信濃毎日新聞(2021年9月1日)

 北アルプスの涸沢カール(標高約2300メートル)が秋の装いになりつつある。秋の高山植物ミヤマアキノキリンソウが奥穂高岳(3190メートル)への登山道脇に咲き、ナナカマドの実も赤く色づき始めた。

 1・5~2センチほどの小さな黄色い花が目を引くミヤマアキノキリンソウは背丈が低く、ギザギザの葉の形が特徴。晴天に恵まれた8月29日は、頂上を目指す登山者が立ち止まって写真撮影していた。

 涸沢ヒュッテのスタッフ井上紗由里さん(32)は「道沿いに点々とある植物に目を凝らし、季節の移ろいを感じて」と話している。

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