やまびこテラスが考案した赤ソバを使ったクラフトビール

やまびこテラスが考案した赤ソバを使ったクラフトビール

長野県 伊那路

クラフトビール、ほのかに赤ソバ 箕輪の飲食店「町の新名物に」

信濃毎日新聞(2021年9月1日)

 箕輪町中箕輪のレストラン&カフェ「やまびこテラス」が町内産の赤ソバの実を使ったクラフトビール(地ビール)を造り、販売を始めた。地元の特産品を生かして町の新たな名物にしようと考案。「珍しい赤ソバの香りを味わってほしい」とアピールしている。

 同町上古田区の畑「赤そばの里」で有志が栽培した赤ソバ30キロを使い、クラフトビール製造の北アルプスブルワリー(大町市)に醸造を委託。麦汁に焙煎(ばいせん)した赤ソバの実を加え、約500リットルを製造した。ホップを入れる段階と発酵後の2回に分けて赤ソバを加え、ほんのりと香りが感じられるようにした。

 「肉料理と合わせて味わってほしい」と山田恵店長。売れ行きに合わせて醸造を続ける方針で「箕輪町の赤ソバを知ってもらうきっかけにもしたい」と期待している。

 1本330ミリリットル入りで税込み700円。町内の農産物直売所「ファームテラスみのわ」と「若林酒店」で販売している。

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