ゲームやアニメで人気を集めている「天華百剣(てんかひゃっけん)」のイラストと、名刀を模した日本刀16振りを組み合わせて紹介する特別展が4日、埴科郡坂城町の鉄の展示館で始まった。11月21日まで。
天華百剣は、実在の名刀をモデルにした少女「巫剣(みつるぎ)」たちが登場する物語。天下の名刀と呼ばれ岡山県で再現された「童子切(どうじきり)安綱」には、真面目で正義感にあふれるものの寂しがり屋という設定の巫剣のイラストが組み合わされており、独特の世界観を醸し出している。
同館職員は「若者がイラストだけではなく、刀剣にも興味を持つきっかけになれば...」と期待していた。