21日に開業30周年を迎える七尾市の道の駅「能登食祭市場」は8日までに、30周年を記念する赤い横断幕を掲げた。入り口ではサルビア約800本が見頃を迎え、同市場のイメージカラーである赤色で彩り、来場者を楽しませている。
横断幕は約3メートル四方で、赤色の背景に白い字で「おかげさまで 30周年」と大きく記し、エビやタイなどのイラストを描いた。サルビアは7月に同市の七尾フラワーパークのと蘭ノ国に苗を依頼し、職員が丹精してきた。
18~20日には歴史を紹介する写真展やフリーマーケットなどの記念イベントを予定している。村本能久駅長は「多くの方のおかげで30周年を迎えることができた。コロナ禍で大きなイベントはできないが、明るい赤色の横断幕や花で節目を盛り上げたい」と話した。