収穫した西洋ナシ「オーロラ」

収穫した西洋ナシ「オーロラ」

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小ぶりだけど甘~い 魚津で西洋ナシ11日から販売

北日本新聞(2021年9月9日)

 秋の味覚、西洋ナシの収穫が富山県魚津市長引野の佐々木昌宏さん(60)の農園で始まり、11日から早生品種「オーロラ」の販売を始める。「ラ・フランス」「ル・レクチェ」など人気品種も育てており、年末まで順次収穫する。佐々木さんは「昨年より小ぶりだけど甘い。品種ごとに異なる味わいを楽しんで」と話す。

 佐々木さんは、約12アールで6品種約30本を栽培する。西洋ナシは、収穫後に追熟させるのが特徴。オーロラは8月下旬に収穫し、追熟させてきた。甘みと酸味のバランスがよく、とろけるような食感が楽しめる。

 今年は、6月の暑さや8月中旬の長雨に翻弄(ほんろう)されたが、晴れた日もあり、やや小さめだが甘く仕上がっている。例年より収穫時期は早く、ラ・フランスは10月下旬、ル・レクチェは12月上旬に発売予定。

 オーロラの価格は1キロ千円から。佐々木りんご園の庭先で販売する。問い合わせは同園、電話0765(31)7464。

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