ひやおろしをPRする桝田会長(手前右)ら

ひやおろしをPRする桝田会長(手前右)ら

富山県

熟成日本酒「ひやおろし」9日から販売 県内15社

北日本新聞(2021年9月9日)

 県酒造組合の桝田隆一郎会長ら14人が8日、北日本新聞社を訪れ、厳冬期に仕込んで春から夏にかけて熟成させた日本酒「ひやおろし」をPRした。同組合がひやおろしの「解禁日」と定める9日から、県内の日本酒メーカー15社が一斉に販売する。

 ひやおろしは、ほどよく熟成されたまろやかな味わいが特長。720ミリリットルと270ミリリットルの瓶入りに加え、一升瓶を用意した酒造メーカーもある。270ミリリットル入り瓶は、ラベルにマツタケやカキなど秋の味覚をデザインに取り入れ、15種まとめて購入した人にオリジナル手拭い(千枚限定)を贈る。

 銀盤酒造(黒部市)の山岸逸人社長は「コロナの影響で自宅で酒を飲む人が多いと思うが、感染が落ち着いたら飲食店でも味わってほしい」と呼び掛けた。今年は3万本の販売を目標とし、ひやおろしのアピールを強化してさらなるファン獲得につなげる。

 一行は県庁も訪れ、新田八朗知事に出来栄えを報告した。

えきねっと びゅう国内ツアー

富山県 ニュース