軽快な音色を響かせる出演者=北國新聞赤羽ホール

軽快な音色を響かせる出演者=北國新聞赤羽ホール

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躍動のリズム堪能 ジャズストリート開幕

北國新聞(2021年9月11日)

 金沢ジャズストリート2021(同実行委主催、北國新聞社など共催)は10日、北國新聞赤羽ホールなどを会場に開幕した。12日までの3日間、プロとアマチュアのバンド約30組が軽快な音色をオンラインなどで届ける。初日は北國新聞赤羽ホールに世界的ジャズ作曲家の挾間(はざま)美帆さん率いる「m―unit」がスペシャルコンサートに登場し、来場者がスイングの秋を堪能した。

 北國新聞赤羽ホールでのコンサートは、入場者数の制限など感染対策を徹底して実施された。

 挾間さんの指揮でピアノやバイオリン、サックスなどの13人が表情豊かな演奏を繰り広げ、来場者は体を揺らして聴き入った。挾間さんは「大好きな金沢で演奏できてうれしい」と話し、米グラミー賞の最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブルアルバム部門にノミネートされた自身のアルバム曲を披露した。

 新型コロナ対策のため、しいのき迎賓館やしいのき緑地で予定していた「まちかどジャズライブ」は中止し、代替事業としてオンラインライブが行われた。

 20~60代の幅広い年代で構成されたバンド「DramaticGroove」、金沢出身のベーシスト小西佑果さん、ジャズドラマーの奥平真吾さんらがゲストとして出演した。

 北國新聞赤羽ホールでは11日に金沢出身の米ブロードウェイ俳優由水南さん、12日にジャズピアニストの山下洋輔さんと俳優でジャズシンガーの高岡早紀さんがステージを繰り広げる。

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