ハロウィーン向け観賞用カボチャをトラックに積む小松さん(左)

ハロウィーン向け観賞用カボチャをトラックに積む小松さん(左)

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ごろごろハロウィーン色 塩尻でカボチャ収穫

信濃毎日新聞(2021年9月11日)

 塩尻市片丘の畑で10日、ハロウィーンの飾り付けに使う観賞用カボチャの収穫があった。市内では例年、地元企業などの実行委員会がハロウィーンの仮装イベントを開いてきたが、新型コロナの感染拡大で今年は中止に。代わりに市内の保育園などに贈ろうと、実行委の約10人が、鮮やかなオレンジ色をしたカボチャ約100個をトラックに積み込んだ。

 20年以上栽培している小松千万蔵さん(78)の畑で作業。メンバーらは、大きい物で直径約40センチほどもあるカボチャを抱え、トラックまで運んだ。小松さんは約10アールの畑で観賞用カボチャを栽培し、イベント主催者や希望者に無償提供している。今年は合わせて約260個を収穫し、全て寄贈した。

 「新型コロナ下だが、カボチャを通して笑顔になってもらえたらうれしい」と小松さん。実行委は希望者にカボチャを無料で配布する。問い合わせは事務局の市産業政策課(電話0263・52・0871)へ。

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