「あおばの里 みのり館」に並ぶ大沢野特産のイチジク

「あおばの里 みのり館」に並ぶ大沢野特産のイチジク

富山県 富山・八尾 特産

出荷最盛期 大沢野特産イチジク

北日本新聞(2021年9月14日)

 富山市大沢野地域特産のイチジクの出荷が最盛期を迎えている。JAあおばの直売所「あおばの里 みのり館」(富山市上大久保・大沢野)では連日、複数品種が並び、人気を集めている。今年の収量は例年並みで、やや小ぶり。収穫は10月末まで続く見込み。

 メジャー品種「ドーフィン」や軟らかくねっとりとした食感の「コナドリア」を中心に販売している。甘みの強い希少な「ロードス」は1日に2、3パックしか入荷しないという。9月末にかけて、さらに品種が増える。

 みのり館では、午前9時の開店直後に売り切れることが多い。担当者は「少し割れ目ができているものが食べ頃」と話す。大沢野営農経済センターによると、大沢野地域には10人近くのイチジク農家がいる。

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