リハーサルで「加賀の夜桜」を幻想的に舞うにし芸妓=金沢市の石川県立音楽堂

リハーサルで「加賀の夜桜」を幻想的に舞うにし芸妓=金沢市の石川県立音楽堂

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金沢おどり 23日開幕へリハーサル

北國新聞(2021年9月23日)

 23日に開幕する第18回金沢おどり(同実行委員会、一般財団法人石川県芸術文化協会、北國新聞社主催)のリハーサルは22日、会場となる金沢市の県立音楽堂邦楽ホールで行われた。金沢のひがし、にし、主計町(かずえまち)の三茶屋街の芸妓(げいこ)衆は、衣装やかつらを着けて2年ぶりとなる大舞台の感触を確かめ、本番へ万全を期した。

 本番さながらの緊張感の中、芸妓は素囃子(すばやし)「俄獅子(にわかじし)」に続き、大和楽(やまとがく)でつづる舞踊絵巻「艶姿加賀賑(あですがたかがのにぎわい)」全9景を通して回り舞台、せり、花道、暗転を駆使した場面転換を念入りに調整した。金沢市の映像作家、モリ川ヒロトーさんの映像の間合いも確認した。

 振り付けの正派若柳流若柳会の若柳宗樹会長、西川流の西川千雅(かずまさ)家元、寿柳流の寿柳貴彦宗家家元、大和楽監修の大和櫻笙(おうしょう)大和楽家元が指示を出した。

 金沢おどりは26日までの4日間、各日午後1時と同4時に開演する。入場料はプラチナ席(指定・プログラム付き)9300円、S席(指定)8300円、A席(自由)7300円。

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