砺波市増山の畑でソバの花が満開になり、白いじゅうたんのように広がる光景が、住民らを楽しませている。花は今月末まで楽しむことができ、収穫した実を使った十割そばは、住民有志が同所で運営するそば店「増山城 蔵蕃そば」で11月初旬から提供される。
地元の宮野営農(宮野健一会長)が3ヘクタールの休耕田を活用し、25年前から栽培している。ことしは10月中旬に実を収穫し、宮野会長(69)が製粉、製麺する。
同店の十割そばは2019年から市のとなみブランドに認定されており、坂本勲夫店主(69)は「打ちたてのおいしいそばを提供したい」と話している。