秋のスイーツめぐりや小諸城址(じょうし)懐古園での謎解きゲームなど２０の催しを集めた初めての「秋のこもろ市民まつり２０２１」が１０月３～２３日、小諸市内各地で開かれる。毎夏に開く二つの市民まつり「ドカンショ」「みこし」が新型コロナウイルスの影響で２年連続中止となったことを受けて、有志が「元気が出る催しを開こう」と提案・企画。夏のまつりと同じこもろ市民まつり実行委員会が主催する。

　「難攻不落の穴城(あなじろ)と５００年の謎」と題した謎解きゲームは、大手門公園で手渡された地図を手掛かりに、懐古園内にちりばめられたクイズ数問を解いてゴールを目指す。想定所要時間は約９０分。参加賞の他、全問正解者に景品を贈る。「答えが分かっても人に教えないで」と同まつり実行委事務局の市商工観光課。

　謎解きゲームは９、１０、１６、１７、２３日に開催（当初予定の３日は中止）。新型コロナ感染状況が県独自の警戒レベルで５になった場合も想定し、参加は事前予約制で各日５０人まで。市のホームページから申し込み、事前に市役所で抗原検査キットを受け取り陰性を確認する。小学生以下は保護者の同伴が必要だ。

　スイーツめぐりは秋の味覚を用意したカフェや菓子店など市内２２店が参加。市観光案内所などで２００円引きクーポン付きマップがもらえる。

　催しは他に、小諸城の歴史展（市立小諸図書館）、一品料理やおかずのテークアウト「小諸人の晩ごはん」（１０、１７日、相生坂公園）、消防ふれあいフェスティバル（１７日、小諸消防署）などがある。景品が抽選で当たるスタンプラリーを実施する。それぞれの催しの内容は、市のホームページに掲載している。