次代を担う九谷焼作家による力作=能美市九谷焼美術館浅蔵五十吉記念館

次代を担う九谷焼作家による力作=能美市九谷焼美術館浅蔵五十吉記念館

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九谷焼有望作家が力作 クタニズム 能美で名工選

北國新聞(2021年9月30日)

 小松、能美両市を舞台に九谷焼産地を発信する芸術祭「クタニズム」(北國新聞社後援)の展覧会「名工選『NEXT九谷 vol.Ⅲ』」は29日、能美市九谷焼美術館の浅蔵五十吉記念館で能美展が始まった。次代を担う若手作家らの力作に来場者が見入った。

 九谷焼の名工15人が推薦する43人の作品が展示された。九谷の代表的な技法である盛金と白粒で極楽浄土に咲く花と唐草を表現した花瓶、黒を基調に色絵と金彩で桃源郷の世界を創り上げた香炉などが目を引いた。

 作家自らが見どころを紹介する説明文も添えられており、作品に施された細密な技法と個性的な造形に、業界の将来を担う気概が見て取れる。11月7日まで。

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