「もみじ湖」として親しまれている箕輪町の箕輪ダム湖が、大手旅行予約サイト「じゃらんnet」が推薦する「全国のおすすめ紅葉スポットランキング」で2年連続1位に選ばれた。昨年に続く朗報に町観光協会は集客増を期待。注目度の上昇を踏まえ、一帯を案内するガイドの養成や散策路の整備を進める。
協会によると、もみじ湖一帯では1989年に町民有志らがイロハモミジなどの植栽を開始。現在は約68ヘクタールに1万本ほどが植わる。昨年は同ランキングで紹介されたこともあり、例年の2倍以上の約6万8千人が訪れた。
協会は9月、ガイドの養成講座を開講。紅葉の時季に観光客らをもてなし、町内の飲食店などを巡ってもらおうと準備を進める。地図や案内板も設ける予定だ。10月下旬に見頃を迎える見通しで、同22日にライトアップも開始。「美しい紅葉を見て心を和ませて」とアピールしている。