ウイング・ウイング高岡のテレビに映る「万葉集全20巻朗唱の会」

ウイング・ウイング高岡のテレビに映る「万葉集全20巻朗唱の会」

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万葉集全20巻 動画で歌い継ぐ 高岡、ネット配信

北日本新聞(2021年10月2日)

 高岡市の秋の風物詩「高岡万葉まつり」が1日に開幕し、メインイベント「万葉集全20巻朗唱の会」のリレー動画のテレビ放映とインターネット配信が始まった。全国各地から寄せられた動画をつなぎ、3日までに約1900人が全4516首を歌い継ぐ。

 朗唱の会は例年、高岡古城公園の特設水上舞台で3昼夜かけ、2千人以上がリレー形式で4516首を歌い上げる。32度目の今年は昨年に続き、新型コロナウイルス感染防止に向けて舞台での朗唱を取りやめ、朗唱動画を募った。

 動画のオープニング朗唱は、高志の国文学館(富山市)の中西進館長が担当。万葉衣装を身に着けた出演者が、演奏に合わせたり振りを付けたりして、思い思いに歌い上げた。

 令和の典拠となった「梅花の宴」で披露された歌を角田悠紀高岡市長らが朗唱する演出もあった。特別企画「全国万葉故地朗唱」では、福岡県太宰府市や奈良市などからの朗唱が紹介された。

 ウイング・ウイング高岡とクルン高岡の画面にも映し出され、訪れた人が見入っていた。

 動画は計約37時間。3日まで高岡ケーブルネットワークで放送するほか、動画投稿サイト「ユーチューブ」でも配信する。2日にはブラジル、米国、中国の姉妹・友好都市からの動画が流れる。

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