すずのコースター作りに取り組む参加者

すずのコースター作りに取り組む参加者

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県内工芸品作ってみよう 高岡地場産センター移転1周年

北日本新聞(2021年10月3日)

 高岡地域地場産業センターは2日、高岡市の御旅屋セリオへの移転1周年を記念したイベントを始めた。県内6産地の伝統工芸品の製作を体験できる教室が設けられ、参加者が職人の手ほどきを受けながら作品作りに挑んだ。

 センターは、高岡大和の撤退で客足が減ったまちなかの活性化につなげようと、昨年10月3日に同市開発本町から移転オープンした。

 セリオ2階に高岡銅器と高岡漆器、井波彫刻、庄川挽物(ひきもの)木地、越中和紙、越中福岡の菅笠(すげがさ)と、6産地の商品を展示販売している。

 1周年イベントとして企画した体験教室は予約制で、6産地の職人が指導。高岡銅器は、すずのコースター表面をたがねでたたいて模様を付ける内容で、2日に参加した富山市の小林悠愛さん(11)は「絵を打ち付けるのが面白かった」と話した。

 高岡漆器はピンバッジ作り、井波彫刻は疫病を鎮めるとされる妖怪「アマビエ」の彫刻、庄川挽物木地は丸盆の絵付け、越中和紙は和紙すき、越中福岡の菅笠はコースター作りを行った。

 イベントは31日までで、体験教室は3日まで。全国の地場産品を販売する特設コーナーもあり、菓子や酒などが並んでいる。

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