作品に見入る来場者=金沢美大

作品に見入る来場者=金沢美大

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金沢美大 加賀友禅の制作紹介

北國新聞(2021年10月5日)

 金沢美大などの展覧会「平成の百工比照-染織の素材・道具・技法-」(北國新聞社後援)は4日、金沢美大の美術工芸研究所ギャラリーで始まり、同大が収集、所蔵する染織の資料や、加賀友禅の制作工程を紹介するコーナーに来場者が見入った。

 友禅人間国宝の木村雨山氏がついたてにフクロウを描いた「月光 衝立」が注目を集め、絹や綿など素材の種類によって染まり方が違うことを示す見本が展示された。沖縄の染め物「琉球紅型(びんがた)」や、青森の刺し子「津軽こぎん」など、全国から集めた工芸品も並んだ。

 同大では昨年秋から「平成の百工比照」の品々を検索できるデータベースの整備を始めており、今年3月にギャラリーにタッチパネル機器を導入した。

 前期は11月12日までで、後期は11月22日~12月24日に開かれる。ビエンナーレいしかわ秋の芸術祭の一環で開催された。

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