貫場さんが発案したガラスのオブジェとL字形ブロック

貫場さんが発案したガラスのオブジェとL字形ブロック

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富山でリビング・アート ガラスのオブジェとL字形ブロック

北日本新聞(2021年10月8日)

 自然の中で芸術に触れる「リビング・アート・イン・トヤマ2021」が9、10の両日、富山市福沢地区コミュニティセンターで開かれるのに合わせ、会場で販売されるガラスの端材を使ったオブジェや、自在に組み合わせて棚を作ることができるL字形のブロックが完成した。イベントの総合プロデューサー、貫場幸英さんは「子どもたちの豊かな発想と自由な感性で生活の中に取り入れてほしい」と話す。

 オブジェはガラス作品を作る際に出た端材を焼き直して1枚のプレートにし、周りにセメントの素材「テラゾ」を流し込んだ。12センチ角で、日光やライトに照らすと光を美しく透かし、ステンドグラスのように見える。

 L字形のブロックはウッドとテラゾの2種類を用意した。キャビネットやブックシェルフなどさまざまな形に組み合わせられる。ウッドは2種類のサイズがあり、ブロックをつなぎ合わせるパーツ「ダボ」を付属する。

 ガラスのオブジェが4500円、L字形ブロックはウッドが両サイズとも1500円、テラゾが2500円。例年リビング・アートに参加している市内のガラス工房やセメントメーカー、家具メーカーが制作に協力した。

 本番では巨大壁画の制作やフリーマーケット、限定グルメの販売を行う。実行委員会主催、北日本新聞社共催。

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