赤ソバの花が咲き誇る「ルビーの里駒ケ岳ガーデン」=7日

赤ソバの花が咲き誇る「ルビーの里駒ケ岳ガーデン」=7日

長野県 伊那路 花・紅葉

深いピンク色「前向きになれる」 宮田の赤ソバ

信濃毎日新聞(2021年10月8日)

 宮田村の「ルビーの里駒ケ岳ガーデン」で、赤ソバの花が見頃を迎えている。深いピンク色の花が46アールの畑一面に咲き誇り、じゅうたんのよう。7日も写真愛好家らが訪れ、熱心にシャッターを切っていた。見頃は16日ごろまで続く見込み。

 製造業のタカノ(宮田村)が工場跡地を整備し、2015年から栽培。品種は信州大農学部(南箕輪村)などと共同で育成した鑑賞向けの「高嶺ルビー2011」で、花の色が濃いのが特徴だ。夫婦で訪れた駒ケ根市中央の宮沢基和さん(86)は愛用のカメラで撮影し、「明るい色なので、見ていると前向きな気持ちになれる」とはにかんだ。

 実は収穫し、乾麺用などに出荷する予定。タカノは自社のオンラインストアで、畑内の巣箱から採取した蜂蜜や、蜂蜜を使ったラスクを販売している。

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