2年ぶりの熱闘を待つばかりとなった土俵=金沢市の石川県卯辰山相撲場

2年ぶりの熱闘を待つばかりとなった土俵=金沢市の石川県卯辰山相撲場

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55校の熱闘待つ 土俵完成、10日高校相撲金沢大会

北國新聞(2021年10月9日)

 第105回高校相撲金沢大会(北國新聞社など主催)を2日後に控えた8日、全国55校の選手が力と技をぶつけ合う石川県卯辰山相撲場の土俵が出来上がり、2年ぶりの熱闘を待つばかりとなった。

 土俵づくりは能登町の稲井信男さん(73)ら3人が4日から作業を進め、勝負俵や徳俵、踏み段の俵などが真新しい小俵に取り換えられた。仕切り線には、白色のペンキが塗られ、練習土俵も出来上がった。

 稲井さんは丹精した土俵を見ながら「けがをせず、力いっぱい戦ってほしい」と好勝負を期待した。

 出場を予定していた長浜北星(滋賀)は選手のけがで棄権した。10日は午前8時からの開会式後、予選1~3回戦、団体決勝トーナメント、予選全勝選手による個人戦が行われる。

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