「ほやっ停」の山うにラーメン=福井県鯖江市河和田地区

「ほやっ停」の山うにラーメン=福井県鯖江市河和田地区

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鯖江の新ご当地グルメ「山うにラーメン」実食 越前漆器産地・河和田の「ほやっ停」【ふくジェンヌ】

福井新聞(2021年10月24日)

2020年、越前漆器の産地として知られる福井県鯖江市河和田に移転オープンされた「ほやっ停(ほやってい)」さんをご紹介します。このお店では、ご当地伝統の薬味「山うに」を使ったメニューが食べられます。

そもそも「山うに」とは・・・。柚子、赤なんば、鷹の爪、塩で作られている薬味のことで、お店がある鯖江市河和田地区では、昔から親しまれてきた伝統の薬味だそうです。元々は冬を越すための保存食として作られていたそうですが、その歴史はなんと300年以上前に遡るそう。柚子胡椒の胡椒を控えめにして、紅葉おろしと混ぜたような風味です。ご飯、うどん、蕎麦、ラーメン、鍋料理、焼肉、焼魚などと相性が良さそう。

そんな古くから親しまれてきた山うにを「もっと沢山の人に知ってもらいたい!」「地元の伝統産業でもある『越前漆器』と一緒にアピールしていきたい!」と、地元出身の方々で結成されたのが「越前隊」。「山うにラーメン」や「山うにたこ焼き」のほか、「山うにアイス」など、なんとも画期的で新しいメニュー開発にも取り組んでいらっしゃいます。

今回いただいたのは、「山うにラーメン(山うにたこやき2個付き)」です。注文すると、まず、すり鉢に入った山うにが届きます。そして、5分程擦り合わせてやっと完成。味はもちろん、ラーメンが届くまでの間、目で見て、香りを楽しめるのもいいですよね。

山うにの辛さは中辛、辛口の2種類あり、柚子の香りと風味を楽しみたい方は中辛、赤なんばのガツンとした辛さがほしい方は辛口、など、お好みで選べるのもいいですね。中辛は辛いのが苦手な方でも食べられそうです。

「山うにラーメン」は味噌、塩の二種類の味があり、味噌と塩で、トッピングされたお肉が違うのも魅力的。山うにと麺が絡んだスープは絶品です。味噌は味噌の味をより引き立たせてくれ、塩はスープによりパンチを効かせてくれるので、どちらの味を選んでも、山うにと麺が絡んだスープは絶品です。

山うにたこ焼きも味は2種類。ソース、しょうゆからお好みで選べます。特にしょうゆと山うにの相性がバツグンでした。両方楽しめる、山うにラーメンと山うにたこ焼きをセットで注文されることをオススメします。

また、店舗で山うに単体の購入も可能です。店内では地元の職人さんが一つひとつ心を込めて作られた、伝統工芸品の販売コーナーもあるので、そちらもぜひチェックしてみてください。

◆コロナ対策◆
・入店時のアルコール消毒
・定期的な換気
・店内席をパーテーションで仕切り

◆営業時間◆
11時~18時
定休日:水曜日
※詳細はHPをご覧ください

◆店舗所在地◆
〒916-1224 福井県鯖江市莇生田町12-1-1

◆電話番号◆
070-2251-1991

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 福井銀行の女性行員でつくる「ふくジェンヌ」が福井県内の観光スポットやご当地グルメを紹介します。(インスタグラムでも情報配信中 @fukusienne)

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