富山市の富岩運河環水公園のイルミネーションは９日夜に点灯され、公園のシンボルである天門橋と、泉と滝の広場が約３万個の発光ダイオード（ＬＥＤ）で彩られた。花火も打ち上げられ、訪れた親子連れらが光の共演に歓声を上げた。

　泉と滝の広場のイルミネーションは、７年ぶりにデザインをリニューアル。白く輝くツリーを、シャンパンゴールドの光の滝で囲い幻想的な雰囲気を演出している。

　イルミネーションの点灯に向けて、来場者がカウントダウンした。家族と一緒に訪れた射水市射北中学校１年の堀岡亮介さんは「前回よりも発展している。とてもきれい」と笑顔を見せた。

　にぎわいづくりを目的としたイベント「環水公園イルミナイト＆ハロウィンマーケット」の一環で実施。会場では、仮装した出場者らがランウェイを歩くイベントがあり、雑貨店や飲食店など１１店が出店した。

　イルミネーションは来年２月末まで、日没から午後１０時まで毎日点灯する。県や北日本新聞社などでつくる環水公園等富山駅北地区賑わいづくり実行委員会主催。