リンゴ農家と一緒に「加積りんごバター」を紹介する部員=魚津市六郎丸

リンゴ農家と一緒に「加積りんごバター」を紹介する部員=魚津市六郎丸

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加積りんごバター改良版完成 新川高生、ペースト加えよりおいしく

北日本新聞(2021年10月15日)

 新川高校(富山県魚津市吉島)のコミュニティビジネス部は、2019年に開発した「加積りんごバター」の改良版を完成させた。果肉とバターなどで作った従来のものに、ペースト状のリンゴも加え、味がよくなじんでいるのが特徴だ。

 魚津特産の加積りんごの発信や、規格外の実の有効活用が目的。部員は新型コロナウイルス禍で作れなかった昨年の分もおいしく仕上げようと改良した。杉本采香(あやか)部長(3年)は「加積りんごのおいしさを知ってもらいたい」と話した。

 市内の果樹加工組合「ヴィータ・デ・フルッタ」がリンゴを提供。部員が考案したパッケージに生徒と農家を描き連携を表した。

 1個500円。ミラマルシェなど市内土産店で販売するほか、23、24の両日に富山市で開かれる越中とやま食の王国フェスタにも出品する。問い合わせは同校、電話0765(24)2015。

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