到着したカプセルの本体「インスツルメントモジュール」。後方に描かれた「はやぶさ2」が搭載していた=14日、佐久市子ども未来館

到着したカプセルの本体「インスツルメントモジュール」。後方に描かれた「はやぶさ2」が搭載していた=14日、佐久市子ども未来館

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「はやぶさ2」カプセル間近に 佐久で19日まで公開

信濃毎日新聞(2021年10月15日)

 小惑星りゅうぐうの砂などを地球に届けた探査機「はやぶさ2」のカプセルが14日、佐久市子ども未来館に到着した。事前予約制で15日から一般公開する。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が協力する全国巡回展の一環で、県内では唯一の会場。19日まで間近で見ることができる。

 報道関係者に14日公開された。りゅうぐうの砂を入れた「サンプルコンテナ」が収められていたカプセルの本体「インスツルメントモジュール」など、はやぶさ2に搭載されていたカプセルのパーツの実物4点とレプリカなどの計6点を展示。JAXAによるパーツの図解と解説のパネルも付いている。

 同館は、カプセルの公開に合わせて宇宙関連の展示を充実。カプセル回収ミッションや、再び地球を離れたはやぶさ2が次の小惑星で行うミッションを解説したパネル展示や映像も用意した。

 見学は午前と午後の2部制で、定員は各250人。同館ホームページから予約でき、空きがあれば当日入場もできる。入館料は4歳~中学生200円、高校生以上400円。問い合わせは同館(電話0267・67・2001)へ。

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