川岸さん(右)を交え、どんな灘浦みかんスイーツを商品化するか話し合う児童たち

川岸さん(右)を交え、どんな灘浦みかんスイーツを商品化するか話し合う児童たち

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灘浦みかん スイーツに 地元児童が商品化会議

北日本新聞(2021年10月20日)

 氷見市の灘浦小学校(山崎清美校長)の6年生児童が19日、地元特産品「灘浦みかん」を使ったスイーツの商品開発会議を同校で開いた。プロの協力とアドバイスを求め、同市余川の「パン工房粒々(つぶつぶ)」加工部代表の川岸美恵子さんを交えて話し合い、開発に取り組むスイーツの種類を決めた。来年2月に同校である「学びフェスタ」で保護者に販売する。

 6年生8人は灘浦みかんの魅力を広める「なだうらみかんぱにー」を設立し、「PR部門」のほか、生ミカンの販売に取り組む「おいC(しー)部門」、皮に傷があるものなどを加工品にして価値を高める「商品開発部門」に分かれて活動している。

 この日は商品開発部門の3人が、川岸さんにフルーツサンド、ロールケーキ、ゼリーの3品を提案。川岸さんの意見を参考に、作るのが難しいと判断したロールケーキ以外は商品化を決めた。川岸さんの「ミカンとあんこは相性がいい」というアドバイスやアイデアで、ミカン大福や生地に果汁を練り込んだパンなども試作することにした。

 川岸さんと一緒に試作品作りに挑戦することも決まった。児童たちは川岸さんから「頑張ろうね」と励まされ、やる気満々で「はい」と答えていた。

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