オリジナルグッズを手渡す山根特別館長(左)と15万人目の来館者となった永平寺町志比小の児童=10月20日、福井県若狭町鳥浜の県年縞博物館

オリジナルグッズを手渡す山根特別館長(左)と15万人目の来館者となった永平寺町志比小の児童=10月20日、福井県若狭町鳥浜の県年縞博物館

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福井県若狭町・県年縞博 入館者15万人目は修学旅行生

福井新聞(2021年10月21日)

 福井県若狭町の県年縞(ねんこう)博物館の入館者数が10月20日、15万人を突破した。2018年9月のオープンから約3年1カ月での達成となった。

 15万人目となったのは修学旅行で訪れた永平寺町志比小の6年19人。この日のために訪れた山根特別館長から、年縞定規やクリアファイル、特別企画展にちなんだ「マヤ文字クッキー」などのオリジナルグッズ7種類が贈られた。

 初めて訪れた児童は「授業で習ったけど実際に見るのは初めて。地球の歴史を知る大事なものと分かった。また家族と来たい」と話していた。

 同博物館は地質学や考古学などで年代を決める世界標準の"物差し"である水月湖年縞の魅力を知ってもらおうと開館。約7万年分ある年縞を展示しているほか、併設する立命館大の研究所では年縞を使った最先端の研究が進んでいる。

 山根特別館長は「コロナ禍にもかかわらず15万人を突破できたのはうれしい。今後も若狭町の若狭三方縄文博物館と連携し魅力を発信し続けたい」と話していた。

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