金沢、富山地方気象台は21日、白山(2702メートル)と北アルプス・立山(3015メートル)で初冠雪を観測したと発表した。白山と立山が同日に初冠雪を観測したのは2年連続となる。
白山の初冠雪は平年並みで昨年より4日遅く、立山は平年より9日、昨年より4日いずれも遅かった。
白山の初冠雪は、約40キロ離れた金沢市の気象台から目視で積雪が確認できると発表される。
21日の石川県内は冬型の気圧配置となり、最低気温は輪島市三井4・7度、七尾6・5度と今季一番の冷え込みだった。
立山・室堂周辺は一面の雪景色となり、長崎県時津町から修学旅行で訪れた青雲中2年生や登山客らが銀世界に歓声を上げた。