富山県黒部市は11月13~23日、市内で2019年に開かれたアイドルグループ「ももいろクローバーZ」のライブ「ももクロ春の一大事」の特別展と聖地巡礼スタンプラリーを開く。市制15周年記念事業で、いずれも無料。22日の市議会全員協議会で魚谷八寿裕産業振興部長が報告した。
「ももクロ春の一大事」は、2日間で3万人余りが来場した。再びファンに足を運んでもらおうと特別展などを企画した。
特別展は宇奈月国際会館セレネで、ライブの写真パネル展示や映像上映会(土曜、日曜、祝日のみ)を行い、当時の熱気を伝える。「春の一大事」の開催地同士で地域連携協定を結んだ埼玉県富士見市、滋賀県東近江市の物産展も予定する。
聖地巡礼スタンプラリーは当時、メンバーが訪れた市内16カ所のうち、くろべ牧場まきばの風や魚の駅生地など5カ所を巡る。全てのスタンプを集めた人に記念品を贈り、残りの11カ所でも写真パネルなどを展示する。参加者には聖地探訪マップを配り、13、14日は黒部宇奈月温泉駅-くろべ牧場間で無料シャトルバスを走らせる。
ももいろクローバーZは14日、コラーレでのNHKのど自慢に出演するため再び黒部を訪れる。