移住や就職の相談を受け付ける新しいフロアを内覧する関係者=24日午後0時半すぎ、東京・銀座

移住や就職の相談を受け付ける新しいフロアを内覧する関係者=24日午後0時半すぎ、東京・銀座

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信州へ移住・就職、つながる場所に 銀座NAGANOに相談特化フロア

信濃毎日新聞(2021年10月25日)

 東京・銀座の県情報発信拠点「銀座NAGANO」に移住や就職相談に特化したフロアが24日、オープンした。これまで銀座NAGANOの事務所が入るビル4階の一角に設けていたが、5階全面に移転してスペースを広げた。新型コロナウイルス下で地方移住への関心が高まる中、県は信州への移住につながる場所として期待している。

 新たなフロアは広さ143平方メートル。約3200万円の改修費をかけ、県産木材をふんだんに使った。三つのエリアがあり、「個室ブースエリア」は個別相談の部屋を二つ用意。相談専門相談員「信州暮らし案内人」と、就職希望者専門の相談員「就職支援ナビゲーター」が常駐する。商談や打ち合わせに利用できる「フリー相談エリア」や、県内の自治体の担当者を交えた移住セミナーを開催できるエリアもある。

 24日は関係者約30人が内覧。阿部守一知事は「都市の皆さんと長野県がつながることで県の発展を目指す。連携、協力関係をよりいっそう深めていきたい」とあいさつした。地方移住を支援するNPO法人「ふるさと回帰支援センター」(東京)の高橋公(ひろし)・理事長は「長野県が、さらに移住定住に力を入れるということは本当に心強い」と期待した。

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