制作した刀子を見る宮入さん

制作した刀子を見る宮入さん

長野県 上田・小諸 特産

刀剣作家宮入さんの刀子返礼品に 東御市、寄付金額は370万円

信濃毎日新聞(2021年10月28日)

 東御市のふるさと納税返礼品に、同市八重原の刀剣作家宮入法広さん(65)作の小刀「刀子(とうす)」が登場した。必要な寄付金額は370万円。県無形文化財保持者でもある宮入さんの作品で市をPRする。

 刀身7、8センチで、さやには白檀(びゃくだん)を使う。刀子は奈良時代から平安時代初期にかけて貴族が装身具として用いた。正倉院(奈良市)にも納められており、宮入さんは宮内庁正倉院事務所の依頼で2種類の復元も手掛けた。正倉院に通い、触れながら素材を推測して制作したという。

 宮入さんの工房で修業した弟子は全国で活躍。宮入さんは「江戸時代にも著名な刀工を輩出した土地柄。この機に東御市と刀剣の関係も知ってほしい」と話している。

 ふるさと納税の申し込みを受けて制作を始め、半年ほどで完成させる。手入れ方法などを宮入さんが教えるため、受け取りのため市を訪れる必要がある。

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