あんぽ柿作りが最盛期を迎え、乾燥棚に果実が並ぶ=南砺市大塚

あんぽ柿作りが最盛期を迎え、乾燥棚に果実が並ぶ=南砺市大塚

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秋の味 青空に映え 南砺であんぽ柿作り最盛期

北日本新聞(2021年10月29日)

 南砺市特産のあんぽ柿作りが最盛期を迎えている。28日、乾燥棚に並んだ果実が青空に映えた。

 あんぽ柿は干し柿より短い約1週間の乾燥で仕上げるため、半生状態で軟らかい。福光、城端の両地域の干し柿生産者の半数が手掛けている。同市大塚(福光)の山田恭一さん(64)方では、妻のゆかりさん(58)らが皮をむいた三社柿のへたに糸を結んで竹ざおにつるし、乾燥棚に掛けていた。実はやや小ぶりだが、熟し具合は良好という。

 両地域では11月上旬から干し柿作りが始まる。

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