わらの牛にたいまつを付けて練り歩いたパレード

わらの牛にたいまつを付けて練り歩いたパレード

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わらの「火牛 」商店街行進 小矢部でたいまつパレード

北日本新聞(2021年10月31日)

 小矢部市の三大イベントの一つ、源平火牛まつりの代替行事として、たいまつパレードが30日、中心商店街で行われた。多くの市民が見守る中、実行委員会のメンバーら約50人が、たいまつを付けた迫力のあるわらの牛2体を引いて練り歩いた。

 源平火牛まつりは毎年夏に開かれ、倶利伽羅合戦で木曽義仲が用いた奇襲にちなんだ「火牛の計(けい)レース」が呼び物になっている。今年は新型コロナウイルスの影響で、パレードの形にした。

 和太鼓笑美(えみ)のメンバーが力強く演奏し、市商工会青年部や女性部、越中源氏太鼓保存会のメンバーらが市商工会館近くを出発。石動駅前商工会ビルめる・びるまでの約400メートルを往復した。途中、武者姿をした「めるへん劇団」のメンバーが源平合戦を題材に寸劇を披露した。実行委員長の西谷清さん(50)は「多くの市民に見てもらい、熱気を感じられた。来年はぜひ火牛のレースをしたい」と話した。

 NPO法人石動まっちゃプロジェクトが、市民の手作りランタン約300個を一帯に飾った。キャラクターを装飾した「痛車」の展示や石動高校吹奏楽部の演奏、市内飲食店によるテークアウト商品の販売もあった。

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