第7回金沢マラソンは31日、金沢市内の42・195キロのコースで2年ぶりに開催される。全国各地のランナー1万156人が秋の城下町を駆け抜ける。コロナ感染対策で時間をずらして2カ所からのスタートとなる。衆院選の投開票日と重なったため、交差点21カ所では投票所に向かう人が横断できる時間を設ける。
選手は、しいのき迎賓館前が午前8時35分、市役所前は午前8時45分にスタートする。兼六園や橋場町・東山、寺町寺院群、香林坊・片町などを走り、ゴールの石川県西部緑地公園陸上競技場を目指す。
30日、選手は受け付けを済ませ、スタートやゴール会場では選手を迎える準備が整った。金沢市の犀川緑地ぐるぐる広場ではマラソン愛好者グループ約30人が最終調整に臨んだ。6回目の出場となる野々市市の保育士坂野洋子さん(60)は「自分のペースで頑張りたい」と話した。
県や金沢市、北國新聞社などでつくる組織委員会が主催する。