釈迦如来像や十六羅漢像が並ぶ山門の楼上

釈迦如来像や十六羅漢像が並ぶ山門の楼上

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山門の楼上公開 瑞龍寺宝物展、雪舟の達磨図も

北日本新聞(2021年11月1日)

 国宝瑞龍寺の宝物展が31日、高岡市関本町の同寺で始まり、100年ぶりに修復された掛け軸やふすま8点を含む約30点が並んだ。3日まで。

 同寺を建立した加賀藩3代藩主、前田利常が奉納したとされる寺宝を中心に展示した。修復されたのは、画僧、雪舟の達磨図や豊臣秀吉の手紙などで、訪れた人たちが見入っていた。「トイレの神様」として知られ、不浄を払うとされる烏瑟沙摩(うすさま)明王像と、その彩色復元図も紹介している。

 山門の楼上(ろうじょう)が公開され、置かれている釈迦(しゃか)如来像や十六羅漢像を拝めるほか、階上から外を眺められる。

 国宝瑞龍寺保存会が毎年開催している。期間中、展示の一部を入れ替える。北日本新聞社協賛。

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