新型コロナウイルス感染症の収束を願うとともに、「日本百名月」に福井県敦賀市の気比神宮が選ばれたことを記念したライトアップイベント「氣比神宮の杜~未来へのa・ka・ri~」が10月30日、同神宮で開かれた。約800個の発光ダイオード(LED)キャンドルの温かな光が境内を包み、参拝客を楽しませた。
敦賀商工会議所が主催。大鳥居からの参道沿いに約120個のガラス灯籠を設置し、ろうそくの明かりで参拝客を境内へといざなった。途中には高さ約2メートル、幅約1・5メートルの三日月のオブジェと、直径約50センチと約30センチの満月のオブジェが並べられ、日本百名月認定を祝った。周囲にもLEDキャンドルが並べられた。
商工会議所の担当者は「温かい空間を演出した。光を見て前向きな気持ちになってもらえれば」と期待していた。