ユーモアあふれる紙粘土の人形が並ぶ作品展=11月3日、福井県坂井市のハートピア春江

ユーモアあふれる紙粘土の人形が並ぶ作品展=11月3日、福井県坂井市のハートピア春江

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ひょうきん紙粘土人形50点 福井県坂井市でかとうかずおさんが展示会

福井新聞(2021年11月4日)

 福井県鯖江市の人形作家、かとうかずおさんの「あいうえ おもしろそう(僧)展」が11月3日、坂井市のハートピア春江で始まった。手のひらサイズの紙粘土の人形約50点が並べられ、ひょうきんな姿が来場者を楽しませている。7日まで。

 架空の僧侶「阿々僧駄(ああそうだ)」が、さまざまな表情とポーズを見せる。

 作品「落ち僧」は、犬にほえられ工事中の穴に今にも落ちそうな場面を再現。「食え僧」は、お地蔵様のお供え物を盗み食いしようとしている姿を表現するなど、くすっと笑ってしまう作品ばかり。人形は一つ一つ越前漆器の小箱に入り、のぞいて鑑賞してもらう。かとうさんは「箱を開ける前に、どんな僧なのか想像してから楽しんでほしい」と話している。

 前回の展示にも足を運んだ丸岡町の女性は「何度見ても楽しく、一目で面白さが伝わる」と話した。入場無料。

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