南砺市園芸植物園(柴田屋・福野、大西毅彦園長)は5日、スプレーギクの新品種「南砺パープリッシュローズ」と「南砺ミスティーピンク」を発表した。同園で9日まで展示し、来年5~7月に販売する。
今月2日に開いた審査会で、約2千品種の中から選んだ。南砺パープリッシュローズは紫がかった桃色で、花びらはラッパ状に咲いている。草丈が高く、フラワーアレンジメントに適している。
南砺ミスティーピンクはかすみがかったピンク色。小輪で花数が多く、まとまった印象を与える。草丈が低く、鉢植えに合う。
同園が開発・商品化したスプレーギクは計75品種となった。市場には26品種が流通している。