彩色された烏瑟沙摩明王像のレプリカ像を眺める四津谷住職(右)ら=瑞龍寺

彩色された烏瑟沙摩明王像のレプリカ像を眺める四津谷住職(右)ら=瑞龍寺

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「トイレの神様」レプリカ彩色 高岡・瑞龍寺

北日本新聞(2021年11月13日)

 高岡ロータリークラブ(RC)は創立70周年を記念し、富山県高岡市の国宝瑞龍寺にある烏瑟沙摩(うすさま)明王像のレプリカに彩色した。12日に同寺で開眼式があった。

 烏瑟沙摩明王は汚れや悪を焼き尽くして清める力を持つとされる。禅宗寺院の東司(とうす)(便所)に祭られることが多いため、「トイレの神様」としても知られる。

 瑞龍寺の法堂(はっとう)に室町時代以前に作られたと伝わる木造の明王像があり、10年前に同寺が高岡銅器で高さ約140センチのレプリカを作った。着色は施さなかった。

 観光資源として役立ててもらおうと、同RCが着色を企画。5月に当時の色を再現した彩色画が完成しており、同RCに所属する銅器着色業の「モメンタムファクトリー・Orii」(同市、折井宏司社長)がこれを基に、漆や金粉などを使って色を付けた。

 この日は同RCの山本毅会長らが同寺を訪れ、四津谷道宏住職に目録を手渡した。読経してレプリカに目を書き入れた四津谷住職は「ありがたい。観光客にかつての明王像の姿を楽しんでもらいたい」と話した。

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