砺波市庄川地域特産のユズを販売する庄川ゆずまつりが１３日、砺波市庄川中学校駐車場で始まった。新型コロナウイルス感染防止のため、ドライブスルー方式を導入し、大勢の来場者が買い求めた。１４日まで。

　「庄川ゆず」は皮が厚く、強い香りが特徴。ことしは例年よりやや少ない約６トンの収穫を見込む。

　新鮮なユズを手に入れようと午前９時の開始前から長い車列ができた。三つのレーンを用意し、窓越しに商品を手渡した。

　ユズ品評会や芸能ステージは昨年に引き続き中止。庄川ウッドプラザと道の駅庄川、道の駅砺波では、ユズみそやマーマレードなどの加工品を販売している。

　まつりは実行委員会（斉藤博之会長）が毎年開き、３４回目。両日とも午前９時～午後３時で、自転車や徒歩では来場できない。