「エンゼルライン祭り」への参加を呼び掛ける担当者=福井県小浜市の小浜商工会議所

「エンゼルライン祭り」への参加を呼び掛ける担当者=福井県小浜市の小浜商工会議所

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「エンゼルライン祭り」小浜市のグルメと風景満喫 11月21日、ドライブにオススメ

福井新聞(2021年11月18日)

 福井県小浜市内外海半島のドライブウェイ「エンゼルライン」の魅力を知ってもらおうと、小浜商工会議所青年部(小浜YEG)は11月21日、「第1回エンゼルライン祭り」を同ライン山頂駐車場で開く。市内飲食店やホテルのテイクアウトメニューを提供。山頂から見える小浜の町並みや海景色を眺めながら食事を楽しんだり、願いごとを書いた紙飛行機を空へ飛ばしたりすることができる。

 エンゼルラインは、久須夜ケ岳(619メートル)へ通じる全長約10キロの山岳道路。12月から3月の冬季を除き、午前7時から午後7時まで開放している。

 地域資源として有効活用しようと、小浜YEGが初めて企画した。当初は飲食の販売をドライブスルー方式で予定していたが、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き対面方式に変更した。

 午前11時から市内8店舗の飲食店、ホテルなどが取り扱う焼き鯖ずしや弁当、どら焼きなどを小浜YEGの会員が販売する。

 会場内でエンゼルラインに関するアンケートに答えると、紙飛行機が作れる水溶紙がもらえる。水に溶ける環境に配慮した素材で、"エンゼル"に願いを込め空に飛ばすことができる。また高さ12メートルから360度の展望体験が楽しめる高所作業車も設置される。

 小浜YEGの担当者は「眺望を楽しみながら、いつもとは違うひとときを味わってほしい」と話していた。

 荒天時は、道の駅「若狭おばま」(同市和久里)でテイクアウトメニューの販売のみ行う。問い合わせは小浜商工会議所=電話0770(52)1040。

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