カゴカキダイなど天竜川が流れ着く静岡県の海に生息する魚たち

カゴカキダイなど天竜川が流れ着く静岡県の海に生息する魚たち

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海の魚「信州でも保護に関心を」 21日まで飯田で移動水族館

信濃毎日新聞(2021年11月20日)

 「海なし県」でも海の生物保護の関心を高めようと、専用トラックを使った「移動水族館」が19日、飯田市のかざこし子どもの森公園で始まった。天竜川が流れ着く静岡県の海に生息する約10種類の魚を観賞できる。環境保全に取り組む一般社団法人「恩がえしIILA(いいら)」(飯田市)が初めて企画。「川をきれいにすることは海がきれいになること」と呼び掛けている。21日まで。

 代表の前裕治さん(40)によると定期的に行う天竜川の支流・土曽川などでの清掃活動では1時間でプラスチックや空き缶など40キロに上るごみが集まる。マイクロプラスチックによる海洋汚染が社会問題となる中「海になじみがなくても問題を知って」(前さん)と、水族館への海水魚供給などを手掛けるブルーコーナー(静岡県沼津市)に協力を依頼。空気や水流の調整装置を備えた専用車でカゴカキダイやアジ、ドチザメなどの魚を運んだ。車側面の窓から観賞できる。タカアシガニやアオヒトデと触れ合うコーナー、海のごみの展示もある。

 同社販売部次長の平松健次さん(47)は「『かわいい』『きれい』の気持ちが、川の美化、海の生き物を守る意識につながるといい」。大人300円、小中学生100円。午前10時~午後4時。

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