福井県勝山市のスキージャム勝山で人工造雪機が11月20日、本格稼働を始め吹き上げられた細かな氷がゲレンデに雪山を築いていった。12月18日のオープン予定に向け、滑走可能なゲレンデに仕上げる。
造雪機は2基あり、今年は11月18日に稼働を開始した。正面ゲレンデのバラエティーサイト下部とビキッズパークに1日当たり計約300トンの氷を降らせ1カ月かけて、白銀のゲレンデを整備する。
秋空が広がった20日には造雪機のホースから勢いよく吹き上げられた氷が次々と積もり、高さ4メートル、幅10メートルほどの雪山が出来上がっていた。
スキージャム勝山の総支配人は「昨シーズンに続き今季も雪に恵まれると思う。多くのお客さまに楽しんでもらいたい」と話していた。今季は16万5千人の入り込みを目指している。