毎月ランダムで自宅に届く日本酒が楽しめるFARM8の「SAKEPOST」=長岡市

毎月ランダムで自宅に届く日本酒が楽しめるFARM8の「SAKEPOST」=長岡市

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新潟の地酒 サブスクで味わって 「SAKEPOST」

新潟日報(2021年11月26日)

 食品企画のFARM8(ファームエイト、新潟県長岡市)は、県産日本酒を毎月定額で自宅に届けるサービス「SAKEPOST(サケポスト)」を始めた。同社が選んだ3銘柄がランダムに届く仕組みで、専用のパウチに入った状態でポストに投函(とうかん)される。利き酒ができるよう100ミリリットルの飲み切りサイズで、若い世代を主なターゲットに日本酒ファンの裾野の拡大を図る考えだ。

 同社はこれまで日本酒になじみが薄い若者向けに、日本酒カクテルのもと「ぽんしゅグリア」などを展開。2016年の販売開始から5年で累計販売数が50万本に達するなど、若者にも日本酒の需要があることを確認した。

 さらなる消費拡大を模索する中、新型コロナウイルス禍による巣ごもり需要を背景に、自宅で気軽に日本酒を楽しめる定期便サービスに着目した。

 サケポストは「日常酒」と「吟醸酒」の2プランある。日常酒プランは、手ごろな価格の地酒を中心に本醸造、純米酒、普通酒のいずれか3銘柄が入る。吟醸酒プランは「米作りや酒造りを吟味してつくった特別なお酒」をコンセプトに、純米大吟醸、大吟醸、純米吟醸、吟醸酒の中から三つが選ばれる。現在、県内12の酒蔵がサービスに協力しており、今後も数を増やしていく方針だ。

 毎月1回、専用のパウチに入った日本酒3袋が専用の箱に入って自宅に届く。利き酒が楽しめるよう外観からは銘柄が分からないようにしてあり、顧客はパウチに記載されたQRコードをスマートフォンなどで読み取ることで専用のウェブサイトから酒に関する情報を入手できる。

 サイトには、顧客が意見や感想を投稿できる専用フォームを設置。飲んだ感想はデータ化され顧客同士で共有される。FARM8を通じて各酒造にも飲んだ感想を送ることができ、普段は接点がない消費者と酒蔵の距離を縮めることも狙いとしている。

 ターゲットは日本酒離れが叫ばれる20~30代の若者で、11月初旬のサービス開始から約500件の申し込みがあった。大半が東京や神奈川など県外在住者だという。企画に携わるフードアドバイザーの石橋てるみさん(46)は「新潟には都内で手に
入らないような日本酒も多く、蔵によって味わいも千差万別。この企画を通じ新たな日本酒との出会いの場をつくりたい」としている。

 日常酒プランは月1210円、吟醸酒プランは月1980円。送料は別途264円が必要。問い合わせは同社、0258(94)5518。

詳細情報

リンク
毎月ポスト届く日本酒定期便「SAKEPOST」 https://sakepost.jp/
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