安曇野市穂高の穂高神社で3日、竹筒に入れたろうそくをともす「安曇野神竹灯(かみあかり)」が始まった。境内に約8千本が並び、暗がりに幻想的な光が浮かび上がった。
午後4時、太鼓の音に合わせて来場者らが一斉に点火。家族連れなどが散策しながらゆっくり眺めたり、写真を撮ったりしていた。松本市両島の今野諒美(あさみ)さん(31)は「イルミネーションにはない柔らかな光に癒やされる。幻想的な風景がとてもいいです」。
市観光協会や宿泊事業者などでつくる実行委主催で10回目。昨年は新型コロナの影響で取りやめ、2年ぶりの開催となった。点灯は5日までの午後4~8時。雨天中止。