かぶらずしを漬け込む従業員=金沢市野町5丁目の工場

かぶらずしを漬け込む従業員=金沢市野町5丁目の工場

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かぶらずし季節到来 漬け込み最盛期

北國新聞(2021年12月4日)

 金沢市野町5丁目の「かぶら寿し本舗かばた」本社工場で石川の冬を代表する発酵食品「かぶらずし」の漬け込みが最盛期を迎えている。

 従業員は輪切りにした「金沢青カブ」にブリの切り身を挟み、こうじや飾り切りにしたニンジン、唐辛子と一緒に手際よく樽(たる)に詰めた。樽は気温0度前後の部屋で氷温貯蔵し、2~3週間で食べ頃となる。

 加葉田恵子社長によると、今年の金沢青カブは例年より大ぶりで食感も軟らかいという。「年末年始は伝統の味を家族で囲み、ゆったりと過ごしてほしい」と話した。

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