作品の解説に聞き入る来場者=金沢市の石川県立美術館

作品の解説に聞き入る来場者=金沢市の石川県立美術館

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院展金沢展 秀作101点、初日にぎわう

北國新聞(2021年12月10日)

 再興第106回院展金沢展(日本美術院、北國新聞社、石川県立美術館、一般財団法人県芸術文化協会主催)は9日、金沢市の県立美術館で開幕した。101点の秀作が並ぶ会場は、初日から多くの来場者でにぎわい、日本画壇をけん引する日本美術院同人や次代を担う若手、地元作家らが豊かな視点や表現で生み出した清新な美を感じ取った。

 日本美術院同人・評議員の倉島重友さん、同人で元富大教授の髙島圭史さんが作品解説した。倉島さんは理事長の田渕俊夫さんの「春爛漫(はるらんまん)」を前に「桜の花の表現が非常に印象的で、春一番のうきうきする気持ちが伝わる」と語った。

 11日午後1時半から谷さんによる作品解説が行われる。会期は22日まで。入場料は一般1千円、大学・高校生600円、小中学生400円。

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