福井県越前町観光連盟は12月18、19日、越前水仙フェアを同町血ケ平の越前岬水仙ランドで開く。国の重要文化的景観に選定された水仙畑の絶景スポットを巡る周遊バスの運行や、水仙の無料配布などを行う。
同町と福井市、南越前町の3市町が開く水仙まつりは、コロナ禍で2年連続中止となった。その代わりとして、越前水仙の魅力を現地で味わってもらう企画を考えた。
周遊バスは水仙ランドを発着点に、同町梨子ケ平の梨子ケ平園地や千枚田水仙園などの群生地を約40分間巡る。両日とも午前9時半、同11時、午後1時、同2時の4便を運行。定員は各回8人。申し込みは当日現地で。
無料配布する水仙は、両日とも先着200人分を用意する。水仙ランド内にある水仙の館では、越前焼工業協同組合代表理事で豊彩窯の吉田豊一さんの手ほどきで、ろくろ体験(300円)や作品づくり体験(千円)を行う。
お好みの越前焼カップを選んで飲み物を楽しむコーナーや、越前海岸周辺の自生植物を写真パネルで解説するコーナーもある。
フェアは両日午前9時~午後3時。周遊バスの運行は1月8~10日、水仙無料配布(先着100人)は12月25、26日と1月8、9、10、15、16日にも行う。問い合わせは町観光連盟=電話0778(37)1234。