野積地区の海水で作った「寺泊釜焚き塩」

野積地区の海水で作った「寺泊釜焚き塩」

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海の恵み「寺泊釜焚き塩」 弥彦の神様ゆかりの地で

新潟日報(2021年12月15日)

 新潟県長岡市寺泊地域の寺泊町商工会が、弥彦神社の御祭神が上陸したといわれる野積地区の海水を使った塩作りに取り組んでいる。「寺泊釜焚(だ)き塩」と名付けて販売。「弥彦の神様ゆかりの塩。太古のロマンに思いをはせて味わってほしい」とアピールする。

 塩作りは、寺泊の約60のホテルや飲食店などで構成する観光部会が、特産品開発を目的に始めた。2017年に釜3台を備えた塩炊き用の小屋を建て、製造している。

 野積地区は弥彦山の西側に位置し、弥彦神社の御祭神・天香山命(あめのかごやまのみこと)が野積の海岸「米水浦(よねみずがうら)」から上陸したとされる。海水から塩を作る方法を伝えたともいわれ、昔は野積の砂浜で天日に干す方法での製塩が盛んだったという。

 塩は部会のメンバーが米水浦でくみ上げた海水を釜で2日間煮詰め、1週間ほど乾燥させて出来上がる。メンバーは本業の合間に関わっているため、2年ほどは作り方の研究やPR方法を模索していた。昨年からは、寺泊の飲食店やホテルで料理と共に塩を紹介してきた。

 自信を持って提供できる品質となったため本格的に売り出そうと、今年は弥彦の神と野積の塩との関わりを紹介したパッケージを作り、10月に一般発売したところ完売。11月上旬に今年2回目の塩炊きを行い、12月中旬にも販売を再開する。

 観光部会長で「お宿まつや」(寺泊野積)の高津疾人(はやと)さん(53)は「白身魚やタコの刺身を塩で食べるとおいしい。おにぎりにも合う」と紹介する。今後はさらに製造量を増やし、ホテルや土産店での販売を目標としている。

 1袋100グラム入りで540円。寺泊町商工会で販売している。問い合わせは商工会、0258(75)2474。

詳細情報

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寺泊町商工会 -トップページ(New)- https://r.goope.jp/tera-shokokai
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